硫黄は美容に不可欠。
アミノ酸の一種、シスチンに含まれています。
皮膚や髪、爪などを美しく保つミネラルです。
たんぱく質が豊富な食品、魚、肉、牛乳に含まれています。
元素記号
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S
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欠乏症
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皮膚炎、しみ、関節の軟化、脱毛、解毒力の低下
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過剰症
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心配ありません
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推奨量
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食事摂取量は設けられていません。
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硫黄は皮膚、骨、爪を作ります
アミノ酸の構成成分となり、皮膚や骨、爪を作り、抗酸化や解毒に働きます。
硫黄は、シスチン、メチオニンの含硫アミノ酸の構成成分として、体内に約110〜115g存在しています。
たんぱく質のケラチンに多く含まれ、髪、爪、皮膚を作っています。
コンドロイチン硫酸として軟骨、骨、腱など重要な組織を作るために欠かせません。
血液中で血が固まるのを防ぐヘパリン、肝臓の再生や活性化に重要なタウリンなどにも含まれ、重要な働きをしています。
ビタミンB1やパントテン酸と結合し、補酵素として糖質や脂質の代謝にも関与しています。
硫黄は肝臓の働きを助けます
硫黄はアミノ酸のメチオニンの構成成分として重要です。
メチオニンは胆汁の分泌促進、血中コレステロールの調整、鉛や水銀などの有害なミネラルの解毒に関与しています。
動物性たんぱく質に多く含まれていて、過不足の心配はありません。
菜食主義の人は不足の可能性があります。
硫黄欠乏症
爪が脆くなったり、抜け毛などが起こります。
硫黄過剰症
特に過剰症はありません。
上手な摂り方
含硫アミノ酸を多く含む高たんぱくの動物性食品に豊富です。
玉ねぎやニンニクなどの機能成分にも含まれます。
卵、チーズ、牛乳、肉類、魚介類など。
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