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健康維持のため摂取しなければならない成分とは。
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ビタミンCは免疫力を高める効果があります

ビタミンCは風邪予防、美肌、免疫力強化、抗ストレスなどに効果があります。
免疫力を高め、コラーゲンの生成を助けます。
水に溶けやすく熱に弱い。尿や汗として体外に排出しやすいので、こまめに摂取する必要があります。
レモン、キャベツ、ミカンなどに多く含まれます。

化学名

アスコルビン酸

欠乏症

壊血病、疲労感、関節痛

過剰症

なし

推奨量

男性 100r/日 女性 100r/日

ビタミンCは活性酸素を消去する

ビタミンCは小腸の上部より吸収され、肝臓に運ばれ、肝臓から血管を通って全身の組織に運ばれます。
強い抗酸化作用で様々な物質の酸化還元反応にかかわり、生理作用に役立ちます。

ビタミンCはコラーゲンの合成に関わり、皮膚のしみやしわを防ぎ、傷ややけどの治りを助けます。
肝臓の薬物代謝に関わる酵素を活性化し、解毒作用を高めます。
鉄の吸収を高め、過酸化脂質の生成を抑え動脈硬化を予防します。
ドーパミン、アドレナリンなど神経伝達物質の合成、抗ストレスホルモンの副腎皮質ホルモンの合成に関わります。
ストレス時にはビタミンCの必要量が高まります。

ビタミンB2欠乏症

壊血病となり、毛細血管が脆くなり、歯ぐきや皮下から出血します。
疲労感や関節痛を引き起こし、小児の壊血病はメーラー・バーロー症といい、骨の成型不全が現れます。

尿で排泄されますので過剰症は心配なしです。

上手な摂り方

ビタミンCは水に溶けやすく、熱や酸に弱い特徴があります。
生食やさっとゆでる調理がお勧めです。
にんじんには、ビタミンCを破壊するアスコルビン酸酸化酵素が含まれています。
しかし、この酵素は酸性では効かないので、三杯酢や酢を加えたドレッシングで頂きましょう。

ビタミンCを多く含む食品

一食当たりの含有量

ピーマン

60g 102r

ブロッコリー

60g 72r

ジャガイモ

120g 42r

甘柿

90g 63r

アセロラ10%果汁

180g 216r

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