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健康維持のため摂取しなければならない成分とは。
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ビタミンA 皮膚や粘膜の健康維持

皮膚やねん槙の健康維持や発育促進の働きがあります。
不足すると視覚の暗順応が悪くなります。
レバー、ウナギ、ニンジン、バターなどに含まれます。

化学名

レチノール

欠乏症

夜盲症、皮膚や粘膜の乾燥、成長の遅れ

過剰症

頭痛、吐き気、妊娠初期胎児催奇形性

推奨量

男性850μg 女性650μg

ビタミンA

目の機能、皮膚や粘膜の健康を保つため重要なビタミンです。
緑黄色野菜に多く含まれるβ‐カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変わります。
体内でビタミンAに変わる物質をプロビタミンAと呼び、α‐カロテン、γ‐カロテン、クリプトキサンチンなどのカロテノイドがそれにあたります。
ビタミンAは脂溶性で90%は肝臓に貯蔵されるため、摂りすぎは過剰症状がでます。

ビタミンAは目を守る

目の網膜で光を感じる物質、ロドプシンを作ります。
皮膚や消化管などの上皮機能を守りウイルスの侵入を防ぎます。
体の成長を促し、細胞の増殖、分化をコントロールし。免疫力を高めます。
β‐カロテンには活性酸素を消去する抗酸化作用があります。
脳血管疾患、心筋梗塞、がんなど予防します。

目の網膜にある、ロドプシンは、オプシンと呼ばれるたんぱく質と網膜でビタミンAから作られるレチナールからできています。
光を感じると、レチナールはオプシンと分離して脳へ伝わります。
ビタミンAが不足すると光を感じる機能が弱まります。

ビタミンAを多く含む食品

一食当たりの含有量

鶏レバー

60g 8400μg

豚レバー

100g 10400μg

ウナギのかば焼き

100g 1500μg

ギンムツ

100g 1800μg

アナゴ

60g 534μg

アンコウの肝

30g 2490μg

ほうれん草

80g 280μg

モロヘイヤ2

60g 280μg

かぼちゃ

80g 264μg

にんじん

30g 228μg

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